腎代替療法選択外来
腎代替療法選択外来
環境や年齢など様々な要因から徐々に残腎機能が低下し、腎代替療法が必要となった際に、患者さんが新たな療養生活を円滑に始められる治療法が選択できるよう、腎代替療法の専門スタッフが支援を行います。
- 日程
- 水曜日 14:00~15:00
- 担当
- 慢性腎臓病療養指導看護師、腎代替療法専門指導士
- 目的
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当院では腎臓内科を受診されている患者さんの残腎機能が低下してきた時期に、腎代替療法について説明し、その患者さんのライフスタイルにあった治療法の選択ができるよう支援を行います。
※腎代替療法とは、血液透析・腹膜透析・腎移植の3種類の治療法のことです。 - 内容
主治医からの説明のあと、患者さんのご家族にも同席いただき腎代替療法の説明を行います。
患者さんの社会的・生活的背景を伺い、その患者さんのライフスタイルに合わせた治療法を共に考え治療法選択の決定を支援していきます。治療法を選択するうえで、介護支援が必要な場合などは地域連携室の職員も同席し、専門的なアドバイスも行っています。腎代替療法は、一度選択した治療法を変更することもできます。治療開始後に患者さんのライフスタイルの変化があった場合も、その時々の支援を致します。何よりも、患者さん自身が納得して治療を行うことが大切ですので、いつでもお気軽にご相談ください。
腎代替療法とは
- 血液透析
病院に週3回通院し、血液を体外循環し浄化させる治療です。透析をするためには、専用の血管を準備するためのシャント手術が必要です。当院ではシャント手術から透析導入、通院まで一貫した治療を行っております。詳しくは下記をご覧ください。
- 腹膜透析
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お腹の中に透析液を入れ、自分の「腹膜」を利用して血液を浄化する治療です。自宅で行うことができる透析です。導入前の準備としてお腹にカテーテルを埋め込む手術が必要です。腹膜透析の導入手術は提携病院にて行いますが、その後の通院は当院にて対応しています。通院は、通常月に1~2回ほどになります。
- 腎移植
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ほかの人の腎臓を自分の体内に移植することで腎機能を回復させる治療です。親族などから提供された腎臓を移植する生体腎移植と、脳死・心停止された方から腎臓の提供を受ける献腎移植があります。当院では腎移植手術を行っておりませんが、ご希望の移植施設をご紹介致します。
受診予約について
腎代替療法選択外来に関しては、主治医より適切なタイミングでご予約の案内を致します。
なお、他の医療機関に通院中の方は、「紹介状(診療情報提供書)」をお持ちのうえ、まずは腎臓内科のご受診をお願い致します。
その他ご予約に関するお問い合わせがございましたら、お電話でご連絡くださいませ。
(TEL:092-921-4511)