人工透析内科
- 透析患者さんの送迎を行っております
- 通院困難な方やご家族の負担軽減を目的に、通院のための送迎を行っております。 ※原則、乗降がご自分で出来る方が対象となっております。 ※送迎に関する詳しい内容は、当院の地域連携室までお問い合わせください。
人工透析内科
透析治療のご案内
高山病院の透析治療は、腎臓病の初期から保存期、透析導入期・維持期にいたるまで、一貫した治療を提供しています!
当院の透析治療の特徴
- ★ シャントトラブルには常時対応可能
透析導入時に必要な、バスキュラーアクセス(シャント)の作成は、自己血管から人工血管まで行っております。
また、シャントトラブルにも常時対応が可能です。- ★ チーム医療
専門医を中心に、看護師・管理栄養士・薬剤師・理学療法士・臨床工学技士などが一体となったチーム医療を行っています。
- ★ 栄養指導
当院では、管理栄養士が常時待機しておりますので、定期的に集団栄養指導や個別栄養指導を行い、
患者さんの栄養管理を行っております。- ★ 透析時間帯は3部制
-
当院の透析時間帯は、朝・昼・夜の3部、設けております。
お仕事の都合などに合わせた治療が可能です。 - 月水金は
・朝 (8:00~)
・昼 (13:00~ ・ 15:00~)
・夜 (16:45~)
火木土は
・朝 (8:00~)
・昼 (12:45~) - ★ 自家発電を設置
当院では自家発電を設置しておりますので、停電時でも透析治療を行うことができます。
- ★ 食事は院内で調理
ご希望の方には、院内で調理した食事を提供しております。(有料)
- ★ リハビリも可能
当院では、理学療法士が常時待機しております。
医師の指示のもと、必要に応じて運動器リハビリ、脳血管リハビリを実施しております。- ★ 透析中の運動 詳しくはこちら
下肢筋力の弱い方・歩行の不安定な方に対して、透析中の時間を利用して療法士の指導のもとに、寝た状態で下肢の運動(ボールや重りを利用した筋力トレーニング)を行っています。透析中の運動は穏やかな運動であり、わざわざ運動の時間をとらず週3回はできます。そしてその効果は、透析効率の向上や筋力低下の防止などさらには継続することで転倒予防にも効果があるとされています。透析患者さんの体力は非透析者の50~60%程度と言われています。活力のある生活を送るには積極的な運動を行う必要があります。
- ★ 即日入院も可能
入院施設も完備しておりますので、入院の必要性がある場合は、即日入院も可能です。
- ★ 合併症などにも対応
-
近隣の総合病院とも連携をとっております。(地域連携室)
当院の血液透析導入の流れ
- 慢性腎不全が進行し、クレアチニンが7mg/dl前後になったらシャント造設術を受けます。
- 尿毒症が発症し、内科的腎機能保存療法では身体の恒常性を維持できなくなった際に、透析治療を開始いたします。
(外来での導入も可)
※医師をはじめ看護師や管理栄養士など各専門の職員が一丸となり、画像や書籍等を用いてご説明し、
具体的に勉強して透析治療に対する理解を深めていただきます。
担当医からのメッセージ
透析部長:高山邦子
透析は週に2~3回通院を続ける医療です。
雨の日も風の日も、お正月もお盆もなく治療を続けなければなりません。
生命を維持するためのとても長い治療です。
せっかく取り組む治療ですから、長生きができて、生活の質(QOL)が良くなる、
よい透析にしていきましょう。
そのためのお手伝いをさせていただきたいと思いますので、一緒に歩いていきましょう。
スタッフからのメッセージ
透析室師長

透析室は、ベッド51台を配置し約170名の血液透析患者さんが通院されています。
週に3日・1回4時間の血液透析は、身体的にもメンタル的にも拘束されていますので、いかに安全で心穏やかに過ごせるかが重要な治療です。
当透析室では、慢性腎臓病療養指導看護師、透析技術認定士、日本糖尿病療養指導士、介護支援専門員、診療情報管理士、認知症ケア専門士、看護管理者認定のファーストレベルの資格取得者が在籍し、幅広い知識と専門性をもとに看護を行っています。
透析看護師として、生涯続く透析治療が安全で安心して受けられるよう、患者さんとその家族に寄り添い、その人らしい生活が続けられるための支援をしています。
臨床工学技士 透析技術認定士

透析治療には医療機器が不可欠です。患者さんに安心・安全な透析を受けていただけるよう、責任をもって医療機器の点検や修理を行っています。
今後も医学的・工学的知識の習得に励み技術をみがきながら、医師をはじめ、看護師などと共により良い透析を提供していきたいと思っています。