訪問リハビリテーション
のご案内
訪問リハビリテーション
透析患者さんは、糖尿病や高血圧、心不全などの疾患を透析導入前より発症する方が多くいらっしゃいます。さらに、筋力や運動機能低下に伴い、歩行困難など、日常生活に支障を来し、通院も非常に大変な思いをされている方が年々増加傾向です。リハビリテーションは、フレイル(加齢にともなう心身機能の低下)、サルコペニア(加齢による筋肉量の減少、筋力の低下)の予防や進行阻止に繋がり、身体的QOL(生活の質)の改善へ重要な役割を担っています。
訪問リハビリテーションの特徴は、医師の指示のもとに、リハビリの専門職員が利用者のご自宅でケアプランに基づく目標設定やリハビリテーション計画に沿った実践的なリハビリテーション(例:筋力をつける運動、屋内外で歩く練習、送迎バス乗降、トイレ・着替え及び家事動作など日常生活に必要な動作の練習等)を行えることです。また、ご利用者の実際の動作を確認することで、住環境の整備も行えることや訪問時にご家族からの様々なご相談等も適宜対応出来ることも長所に挙げられます。
訪問リハビリテーションの流れ
- 体調確認
- ご自宅訪問後、まずは、体温や脈拍、呼吸や血圧などを測定いたします。次に、病状や精神面などの健康状態を確認します。
また、ご利用者本人に加えて、同席する介助者の健康状態を確認することがあります。
- リハビリテーション実施
- 体調確認後、リハビリテーション実施が可能と確認したうえで、実践的なリハビリテーション(身体機能訓練や日常生活に沿った訓練など)を実施いたします。
- その他、相談等の対応
- 訪問時は、リハビリテーションの実施に加えて、介護に関する様々な相談(身体介助の方法、福祉用具の選定、住宅改修等)に応じます。
また、必要時は、医師やケアマネージャー等、他の専門職との連携を行います。
■当院が提供する
訪問リハビリテーション(例)
- 身体機能訓練
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- 関節可動域訓練及び筋力向上訓練などの機能回復訓練
- 歩行・移動訓練及び階段昇降練習などの基本的動作の訓練
- 日常生活に直結した訓練
- 入浴・トイレ動作及び着替えの練習
- 買い物・調理及び洗濯など一連の家事動作訓練
サービス導入までの流れ
- 担当のケアマネージャーへ相談
- 当院相談窓口(リハビリ室)へ相談
- 担当のケアマネージャーより、リハビリ室までお電話にてお問い合わせください。見学等も可能です。
092-921-4511(担当:牧井)
- 訪問リハビリ開始のための診察
- ご利用にあたり、医師の診察をお受け下さい。
※かかりつけ医より診療情報提供(3カ月に1回必要になります。)
※当院を受診し、「訪問リハビリ指示書」を発行(3カ月に1回必要になります。)
- サービス担当者会議・契約
- 医師よりリハビリの指示書が出たら、訪問リハビリ担当者・ケアマネージャーと共に、ご自宅へお伺いします。
重要事項等のご説明を行い、契約となります。
- 訪問リハビリテーションの開始
ご利用に関するご案内
訪問日 | 月~金(土・日祝除く) 年末年始(12月30~1月3日)はお休みになります。 |
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時間 | 午前:9:00~12:00 午後:13:00~17:00 |
サービス提供地域 | 筑紫野市の一部の地域(病院から車でおよそ10分圏内) (※範囲外の訪問も可能な場合もありますので、ご相談ください。) |
- 訪問リハビリテーション利用者負担金(概算)
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※交通費は別途必要です。
要支援から要介護まで共通 訪問リハビリテーション費/利用料(単位) 備考 訪問リハビリテーション 307/回 1回20分につき - その他加算
※交通費は別途必要です。
リハビリテーションマネジメント加算(A) イ 180/月 リハビリテーションマネジメント加算(B) イ 450/月 短期集中個別リハビリテーション実施加算
(退院・退所日、または認定日から3カ月以内)200/日 サービス提供体制強化加算 (Ⅱ) 3/回 - 介護予防訪問リハビリテーション利用者負担金(概算)
※交通費は別途必要です。
要支援から要介護まで共通 訪問リハビリテーション費/利用料(単位) 備考 介護予防訪問
リハビリテーション307/回
(~12ヵ月目)1回20分につき 302/回
(~12ヵ月目)- その他加算
※交通費は別途必要です。
短期集中個別リハビリテーション実施加算
(退院・退所日、または認定日から3カ月以内)200/日 サービス提供体制強化加算 (Ⅱ) 3/回
- 問い合わせ
- ご不明な点がございましたら、下記連絡先までご連絡ください。
高山病院 (事業所番号 4011719251)
TEL:092-921-4511
受付時間:月~金 9:00~17:00
担当者:牧井