レーザー結石破砕術

レーザー結石破砕術

 当院では、ドルニエ社の「Medilas H Solvo」という機械を設置しています。

 この機械の特徴は、結石の成分や硬さにかかわらず結石破砕に適しています。また、幅広いエネルギー出力設定が可能なため、前立腺肥大の治療も対応可能であり、詳細は改めてお知らせいたします。

提供:Dornier MedTech

f-TUL (経尿道的結石破砕術)

 軟性尿管鏡(内視鏡)を尿管や腎まで挿入し、直接結石を確認しながらレーザーを用いて破砕する治療法です。割れた結石はバスケット状のカテーテルを使用し、身体の外へ取り出します。

 手術後は、手術中に取り出せなかった小さな結石が排出されやすいように、また、尿がスムーズに流れるように、尿管に管 (尿管ステント)を2週間程度留置します。

PNL (経皮的腎結石破砕術)

 2cm以上の腎結石やサンゴ状腎結石の場合、複数回の結石破砕が必要で、この治療法が適応となります。破砕法はf-TULと同様ですがルートは腰背部からエコー下腎穿刺を行い腎瘻(※)を造設します。それを利用して数回の結石破砕を行い、結石を完全除去します。
腎瘻…尿を出すための管(カテーテル)を直接腎臓に挿入すること

ESWLとの違い

 当院ではESWL (体外衝撃波結石破砕術)も行っておりますが、こちらは体外より衝撃波というエネルギーを照射し結石を破砕する手術です。身体への負担も少なく安全性も高い治療法ですが、硬い石や大きな結石の場合、治療に時間がかかることもあります。

 ESWLに比べてf-TULやPNLは、破砕が困難な硬い結石の場合でも手術が可能です。