ESWL(体外衝撃波結石破砕術)

ESWL(体外衝撃波結石破砕術)

以前は、お腹を切って結石を摘出していましたが、現在では体外衝撃波結石破砕術(ESWL)により体外より発生した衝撃波を結石に集め、体を傷つけることなく結石を小さく砕き、尿中に排出しやすくすることが可能になりました。

当院では平成2年より、体外衝撃波結石破砕装置を導入し、年間200~300人の治療を行って参りました。そして、平成18年8月にドルニエ社製のデルタIIへ機器更新を行いました。
この最新型装置の特徴は、結石の位置あわせにX線と超音波が使用出来ますので、X線に写らない結石も超音波を用いた位置あわせが可能となりました。また、これまでESWLを行う際に、腰から硬膜外麻酔を行っていましたが、この装置は以前と比べ結石砕石中の痛みが軽く、鎮痛剤や座薬での治療が可能です。
従って当院は通常、結石破砕治療を一泊二日の入院期間で行っていますが、結石の部位によっては、入院不要な日帰り治療も可能となりました。
患者さんにお支払い頂く自己負担分の治療費用は、健康保険の自己負担割合によって異なりますが、3割負担で8万前後です。

ほとんどの腎尿管結石に対し、体外衝撃波結石砕石術で治療は可能ですが、結石が大きく破砕出来ない場合や、膀胱結石に対する治療は、他の機械『超音波砕石機、リソクラスト(削岩機)』を内視鏡的に使用し治療を行います。

当院では、全ての尿路結石に対して治療を行っています。

体外衝撃波結石破砕装置の特徴

当院では、「ドルニエ社 DeltaⅡ(デルタⅡ)」という体外衝撃波結石破砕装置を設置しております。

ドルニエ社 DeltaⅡ(デルタⅡ)の特徴
  • ☆ドルニエ社 DeltaⅡ(デルタⅡ)では、患者さんは仰向けのまま、結石の位置によって腹部からも背部からも
      治療することができます。
  • ☆ユニットの回転(可動)において、可動域が-190度~+10度と広いため、他の装置に比べ、患者さんが
      無理な体勢を取ることなく、身体によりフィットしやすくなっています。そのため、高い破砕効果を得ることができます。
  • ☆当院の装置は電磁誘導式ですので、電極方式の装置よりも患者さんの自己負担が軽減されます。
      (1割負担の場合は約3,000円、3割負担の場合は約9,000円、自己負担が軽減されます。)

結石破砕治療(ESWL)

当院では土曜日も結石破砕治療(ESWL)を実施しております!

  • ●会社を休まず治療を行うことができます
  • ●日帰りでの治療も可能です!
  • ●退院後、すぐに日常生活へ戻ることも可能です!
結石破砕治療(ESWL)の流れ
1回目 泌尿器科 外来受診
血液検査・尿検査・レントゲン検査等を行い、結石破砕の日程を決めます。
※予約等の状況により、ご希望の日程に沿えない場合もございます。↓
2回目 結石破砕治療当日
日帰りまたは入院(1泊2日)
※結石破砕治療の流れや入院時の注意事項などについては、事前にご説明いたします。

治療費の目安

腎・尿管結石 体外衝撃波結石破砕術
日帰り
  • 1割負担 30,000円~
  • 3割負担 70,000円~

※日帰りの場合でも、保険制度上、日帰り入院となります。

入院期間2日間(1泊2日)>
  • 1割負担 30,000円~
  • 3割負担 80,000円~

※上記は入院費用の自己負担金について計算しております。食事代や個室利用料などは含まれておりません。