理事長コラム

理事長挨拶

医療法人社団 邦生会
高山病院
理事長 高山一生
  • *日本泌尿器科学会 専門医・指導医
  • *日本透析療法学会認定医
  • *医学博士

高山病院は昭和63年9月(1988年)に腎臓内科(透析治療)1名と泌尿器科2名で、いわゆる腎・尿路性器に特化した専門病院として開業しました。

現在内科は、常勤が腎臓専門の内科医2名、糖尿病内科1名、循環器内科1名の4名と非常勤の内科医が4名の計8名体制です。
腎臓内科は、慢性腎臓病の進行を抑える治療をしますが、血液透析が必要となる場合があります。現在透析治療は患者の高齢化に伴い血圧のコントロールや心不全の治療が大変重要になっています。一方、糖尿病による腎不全患者が増えていることもあり、腎臓内科、循環器内科、糖尿病内科、それぞれの立場から総合的に治療をすることを心がけております。

泌尿器科に関しては、現在5名の常勤医と5名の非常勤医の計10名で年間約650例の手術を行っています。
最近の傾向として従来の開放手術だけでなく、内視鏡手術さらにロボット支援手術が流行していますが、若い泌尿器科医がまず修得すべき開放手術を学ぶ機会に恵まれず、なかなか一人前の泌尿器科医になれないなどの弊害が問題となっております。当院でも内視鏡手術を行っておりますが、開放手術に関しては九大や北九州医療センターで多くの後輩を育てた実績のある、手術のエキスパートである安東副院長が中堅ドクターの手術指導に当たっております。今後は、できれば若手泌尿器科医師への技術継承にも力を入れたいと思っております。また当院はチーム医療をモットーにしており、医師、看護師とともに、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、臨床工学技士、社会福祉士など全員で力を合わせて患者さんの治療にあたっております。

さて、昨今、国の方針にて急性期病院のみでなく亜急性期の患者受け入れが要望されています。当院でも平成26年9月より地域包括ケア病床を設け、いわゆる病病連携、病診連携をすすめ地域医療に貢献できるよう体制作りをしております。
今までの急性期治療を柱としつつ、時代の要請にも応えられる病院運営にあたりたいと考えております。