検査室

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ごあいさつ
検査室 室長

当院検査科は平成19年に検査技師1名で発足しました。現在は、女性検査技師7名が従事しています。
最初は不安に思われる女性の患者の皆様も安心して検査を受けて頂けるよう対応しています。
検査科スタッフ一同、診療側が必要とする情報を正確かつ迅速に報告できる様、日々努めています。 検査について分からない事がございましたら、お気軽に臨床検査技師へお声かけ下さい。

スタッフ

  • 臨床検査技師 6名

資格・試験

※2024年4月現在

超音波検査士 泌尿器領域 1名
超音波検査士 循環器領域 1名
認定輸血検査技師 1名
日本糖尿病療養指導士 1名
検体検査管理加算(Ⅱ)
院内で(緊急時に)対応出来るよう末梢血液一般検査、生化学的検査(15項目)、血液ガス分析など行っています。
当院では、検体検査管理加算(Ⅱ)の届出を行っています。

業務内容

検体検査
(尿検査、血液検査)
*血液検査は主に外部委託ですが、ヘモグロビンA1cや緊急の時は、院内で対応いたします。
内容
検尿
  • 尿定性:色調、混濁、亜硝酸塩、蛋白質、ブドウ糖、PH、潜血、白血球などの項目を調べます。
  • 尿沈渣:白血球、赤血球、上皮細胞、細菌、円柱などの成分がどれくらいあるか顕微鏡で見ています。
グルコース
採血時の血糖値が分かります。
HbA1c
糖尿病の血糖コントロールに必要な検査で、採血後約10分~15分で結果が出て診察となります。
HbA1cの結果がすぐに出ることのメリット
HbA1cは過去の1~2ヶ月の平均血糖値を知る事が出来るため診察前に結果がわかることで、お薬の分量や種類の変更などすぐに対応が出来ます。
血算
血液検査により、炎症、貧血などがないかどうか白血球や赤血球、血小板の数を計測します。
生化学 (ドライケム)
血液検査により肝機能、腎機能、電解質、炎症など緊急時に院内で測定しています。
生理検査
(心電図、ABI、超音波検査、肺機能など)
内容
残尿エコー
排尿後、膀胱内に尿が残っているかどうかを超音波でみます。
腎エコー
腎臓の形態やサイズ、結石や腫瘍などがないかどうかを超音波でみます。
膀胱エコー
膀胱内に尿をためた状態で、腫瘍や異常がないかを超音波でみます。
前立腺エコー(経腹)
尿をためた状態でお腹から超音波をあてて前立腺の様子、サイズをみます。
前立腺エコー(経直)
直腸から前立腺をみていく超音波検査です。お腹からみるよりさらに詳しく様子がわかります。
上腹部エコー
肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓の様子を超音波でみていくスクリーニング検査です。
頚動脈エコー
首にある動脈を観察し、血管の狭窄や動脈硬化がないかなど超音波でみます。
甲状腺エコー
のどもとにある甲状腺の形態やサイズを観察する超音波検査です。
心臓エコー
心臓の壁の動き、弁の異常などがないかどうか心機能の判断に使われる超音波検査です。
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心電図
動悸、息切れ、胸痛などの自覚症状がある方に心臓の異常がないか、不整脈や心筋梗塞などがないかどうかをみています。
ABI
患者さんに仰向けでベッドに寝て頂き、両腕・両脚の血圧を同時に計測し動脈硬化がないかどうかを判断します。検査は約10分ほどです。
ABI(血圧脈波検査)で分かること
ABIは手足4ヶ所の血圧を測定し、その数値から動脈の硬さや狭窄がないかをみる検査で、推定血管年齢を知る事が出来ます。
肺機能検査
肺活量、肺の病気がないかスクリーニングする検査です。
ウロフロ
ウロフロメトリー検査の略である。 尿流量測定。 尿の勢いを測定する検査で、前立腺肥大症による排尿障害の程度を調べるために行います。